夏の抜け毛には要注意？！夏の抜け毛の原因と対策方法とは？

「げっ！めっちゃ髪抜けてる…」、暑さ真っ盛りの夏、あなたは大量の抜け毛を体験したことはありませんか？実は夏に抜け毛が増加するというのはよく知られている現象です。夏は抜け毛が増えて、薄毛の事実に直面させられる季節でもあります。放っておくと、夏場に髪の毛は一気に減少してしまうことになります。この記事では夏場に髪の毛を減らしてしまわないために、夏の抜け毛を防ぐための対策法を紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

どうして夏に抜け毛が増えるのか？

そもそも、なぜ他の季節と比較して、夏場に抜け毛が増えるのか？その理由として考えられるのが下記の3点です。

汗をたくさんかく
紫外線が頭皮にダメージを与える
夏バテの影響で食事をとれなくなる

まず、夏場の汗。体と同じで頭皮も汗を大量にかきますが、汗でじめじめした頭皮というのは雑菌が繁殖するにはうってつけの環境になります。その結果、頭皮で大量の雑菌が繁殖し、その雑菌の影響で頭皮が炎症を引き起こします。炎症はかゆみなどを引き起こし、頭皮を知らず知らずのうちにかいてしまうことで、抜け毛を引き起こします。

次に紫外線の影響。夏場は他の季節よりも強力な紫外線を浴びることになります。この紫外線の熱によって、頭皮糖化という現象が起こることがあります。

頭皮糖化というのはタンパク質と糖質が熱によってくっついてしまうという現象です。糖化が発生すると、糖化した物質はカチカチに固くなってしまいます。イメージとしてはふっくらしたパンとトースターで焼いた後のトーストをイメージすると良いでしょう。トーストが糖化した状態です。ちなみに、頭皮も同様に糖化するとカチカチに固まってしまい、石のようになってしまいます。この頭皮糖化は血行の悪化につながります。血行の悪化によって、髪の毛を作る毛母細胞に栄養が届かなくなり、しっかりとした強度を持つハリやコシのある髪の毛が育たなくなった結果、抜け毛が増えることになります。

最後は夏バテの影響。夏の暑さにやられて食欲を失ってしまう人もたくさんいます。食欲を失ったことにより、髪の毛を作るのに必要な栄養素がしっかりと体内に供給されなくなります。これにより、上記で述べたのと同様に、十分な栄養が毛母細胞に行き渡らなくなり、髪の毛からハリやコシが失われることにつながります。

さあ、夏の抜け毛対策の準備を始めよう！

では、夏に抜け毛を増加させないようにするためにはどうすればよいのか？それは上記で挙げたような夏に薄毛が増加する原因に対処していけばよいと言うことになります。

まず、汗をたくさんかくことについて。これについては汗をかいてしまったと思ったら、すぐに汗を洗い流すことを意識しましょう。夏に外から帰ってきてシャワーを浴びずに眠ってしまうといったことは絶対NG！寝ている間に雑菌が大量繁殖します。したがって、しっかりとシャワーで汗を洗い流してから眠るようにしましょう。

また、紫外線の影響で抜け毛が増加するのを防ぐためには帽子をかぶることがおすすめ。帽子を被ることで夏の紫外線のダメージは大きく軽減されます。ただし、ここで注意してほしいことが一つ。薄毛の人の場合、帽子を被ることで抜け毛対策をするつもりが、徐々に目的が変わってしまい、ハゲ隠しを目的として帽子を着用し始めるケースがあります。その結果、室内でもハゲを隠すため、帽子を着けたままの人がいます。しかし、これは逆効果。室内で帽子を被っていると頭皮が蒸れてしまい、頭皮に雑菌が繁殖することにつながります。必ず室内では帽子を脱ぐ。これは守ってください。

最後は、夏バテでも食事をきちんととるということ。ただし、そうはいっても夏バテの状態で食事をするのはなかなかつらいと思います。そういった人におすすめしたいのが牛乳。牛乳には髪の毛のもとになるタンパク質、頭皮の皮脂分泌を調整するビタミンB2などの栄養素が含まれています。また、トリプトファンというアミノ酸によって熟睡を促す効果も得られるため、夏の不眠に悩んでいる人にもおすすめです。