肩こり・首こりと薄毛の関係性とは？ | 20代から始める薄毛対策

薄毛について調べたことがある人なら、頭皮の血行不良が薄毛の大きな原因となることも知っているかもしれません。ちなみに、血行不良が原因で発生する症状に肩こり・首こりがあります。この肩こり・首こりも実は頭皮の血行悪化につながる要因の一つです。

今回の記事では肩こり・首こりの原因を明らかにし、日常生活に簡単に取り入れることが出来る肩こり・首こりの解消方法も紹介していきます。これを読めば薄毛の原因になる肩こり・首こりを解消できることは間違いありません。

なぜ、肩こり・首こりに悩まされるのか？

肩こり・首こりはその名の通り肩と首の血行不良によって引き起こされます。肩と首で血行不良が起こるとその上にある頭皮にも必然的に血液が流れてこなくなります。これによって頭皮の血行不良を引き起こすことが、肩こり・首こりが薄毛につながる理由です。

ちなみに、肩こり・首こりはなぜ発生するのでしょうか？肩こり・首こりが発生する理由は肩や首の筋肉が緊張したことにより、血管が圧迫されてしまい、血液の流れが悪くなったことが挙げられます。このような肩や首の筋肉の緊張を引き起こす要因には下記の3つのものがあります。

デスクワークによる姿勢の固定
ストレスによる体の緊張
眼精疲労

仕事の内容が机に座ってずっとパソコンの画面を見ているようなものであるなら、知らず知らずのうちにパソコンをのぞき込むような前傾姿勢を取ることになります。このような前傾姿勢は首や肩を緊張させる姿勢です。このような姿勢で一日中過ごすことにより、肩や首の筋肉は慢性的な緊張状態を強いられることになります。

また、体がストレスを感じている場合、自律神経の交感神経が活発に動くようになり、体が緊張状態になります。これも首や肩の筋肉の緊張につながります。

そして、眼精疲労。最近はパソコンやスマホの画面を一日中眺めているという人も多くなり、これが眼精疲労につながっています。このような目の疲れが引き起こす症状にVDT症候群というものがあります。VDTは「ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル」の略称となっており、ディスプレイを日常的に眺めることにより、発生する症状です。VDT症候群になると、特に前頭部の血行が著しく悪化することが分かっています。したがって、VDT症候群は男性の生え際の薄毛であるM字ハゲを引き起こす大きな要因になります。

本当に簡単！日常生活にすぐ取り入れられる肩こり・首こり解消法

薄毛を改善したい・薄毛になりたくない、そう思っているあなた。そんなあなたには日常生活に肩こり・首こりを解消するための習慣を取り入れることをおすすめします。肩こり・首こり解消のために取り入れたい習慣としては、下記の3つのものがあります。

ぬるめのお湯での半身浴
蒸しタオル
瞑想

まず、ぬるめのお湯での半身浴です。最近はお風呂に入らずシャワーだけで済ませてしまう人も多いようです。ただ、首こり・肩こりの解消を考えた場合、入浴することは非常に効果的です。特に熱いお湯に短時間つかるよりも、ぬるめのお湯(38〜40℃程度)にゆっくりつかる方が、肩・首の筋肉の緊張をほぐす効果は高くなります。これを意識して生活に取り入れてみるようにしましょう。

また、蒸しタオルは眼精疲労の症状を感じている人に特におすすめ。パソコンなどを長時間見つめて目が疲れたと感じた時、蒸しタオルを目に当てて数分間休むことでも、一気に目の周りの血行を改善できます。疲労回復効果も期待できるため、ぜひ取り入れてほしい習慣になります。

そして、最後に紹介するのが瞑想。瞑想のメリットはさまざまな分野でも紹介されていますが、肩こり・首こりにも瞑想は大きな効果を発揮します。瞑想にはストレスを低減する効果が期待されます。また、瞑想にはストレスを感じた際に分泌されるコルチゾールというホルモンを減らす効果があります。コルチゾールには交感神経を活発化して体を緊張させる作用があります。コルチゾールが減少することで、体はリラックス状態になることができ、首こり・肩こりも解消されていきます。

寝たまま10秒！肩こりとサヨナラできる「肩甲骨はがし」とは？

ちなみに、肩こりを解消する効果が非常に高いということで、最近メディアなどでも取り上げられている方法に「肩甲骨はがし」があります。こちらは肩こりに悩む人にはぜひ取り入れてほしい習慣です。それでは肩甲骨はがしの具体的なやり方について紹介していきます。なお、肩甲骨はがしにはいくつかのやり方がありますが、ここでは寝たままの姿勢で手軽にできる肩甲骨はがしの方法について紹介します。